6月25日(金) ドーンセンターにて社会起業家カフェが開催されました。

 <話題提供>

NPO法人しゃらく理事長 小倉譲氏(32F1000148.jpg

 起業のきっかけ

認知症の祖父の介護(岡山県)中の思い出の地へ旅行したいと思い立つが、旅行社にすべて断られる。
自身で祖父と旅をし、生き生きとする姿を目の当たりにした経験を通し、旅を通して高齢者の自己実現のお手伝いをすることを思い立つ。

友人4人で事業を起こすが、当初は六畳一間の事務所で、全員がアルバイトとの兼務状態。どこの銀行へいっても、NPO=ボランティアといわれ融資を受けることもできなかった。そこで自分たちで資金を稼ごうと、「一人一芸」をキーワードに、一人ひとりがそれぞれの持つスキルを活かすことを思い立つ。

各人がすべての事業に注力をし、3年目に1200万円の資金をため、旅行事業に必要な車両等を購入し、旅行業資格を取得を果たし、旅行業へと進出する。(しゃらく旅倶楽部)

しゃらくの『旅』事業

F1000150.jpg利用料は高いが、リピート率は76%の強み、しゃらく旅クラブの特色。現在、一年に約100組が利用。

 ・なぜ費用が高いのか?
高い利用料はすべて、保証のため、安心のための必要コストである。
全旅行行程において、事前に綿密な下調べ、リサーチを行っているから経費がかかる。
実際旅行をしていただいたお客様には、ご満足いただけている。 

・着地型ではなく付き添い方の、「エスコート」
気心の知れたサポーターが介助することで、利用者に安心感を持って過ごしていただけ、
スタッフ側も思いのある、エスコートを行うことができる。
お客様との、「共感」を持つことができる。

 高齢者も行きたいところへいけることが当たり前の状態をつくりたい。


F1000155.jpgこれから

個人的には45歳でしゃらくを引退し、後進に席を譲り、行政に頼らず児童福祉事業を起こしたい。
しゃらくを、じゃらんのバリアフリー版とし収入源をつくり、現在も進めている独居老人の支援事業に使ってゆきたい。(現在、しゃらくの事業利益の、30%を使用し支援中)
行政ではできない、本当に利用者の望む、そして、自分たち自身が満足のできる、支援事業を行っていくことが目的。